喉が痛い・息がしにくい・喉に何かある感じがする・飲み込みにくい・声がかすれる・痰が出る・咳が出る・味がわからないなど、のどの違和感が長引く場合は、大きな病気が潜むこともあります。喉は特に鼻腔や気管支にもつながっているので合併症にならないよう注意が必要です。
喉の症状
喉のあたりに違和感がある
- 急性上咽頭炎
- アデノウイルス性扁桃炎・上咽頭炎
- 喉頭疾患
- 扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍
- 単純ヘルペス
- 帯状疱疹
アデノイド・扁桃腺肥大
扁桃腺が大きいことで、口呼吸になり、いびき、睡眠時無呼吸症候群を来すこともあります。また、嚥下困難や扁桃炎を発症しやすくなります。
急性扁桃炎・急性上咽頭炎
急性咽頭炎は風邪によるウイルス感染の他、38℃以上の高熱を引き起こす溶連菌などの感染症も考えられます。細菌が原因の急性上咽頭炎は黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌などもあります。
喉頭疾患
腫瘍ではない隆起性の病変も考えられます。声帯結節症や声帯ポリープ、咽喉頭逆流症など、声を使いすぎた時や無理して大声を出したとき、逆流性食道炎などが原因で声帯粘膜の血管が破綻して声帯に粘膜下の出血が起こり発症します。