「先生に会うてしゃべるだけで元気になるわ。」
勤務医時代には、患者さんからそう言って頂けることがありました。お話をしながら、みみ・はな・のどの不調不快の原因を診断し、おひとりおひとりの生活スタイルやニーズに合った治療を提案させて頂き、一緒に治療に取り組みたいと考えています。
患者さんは、「痛い・しんどい・怖い」などマイナスな気持ちで来院されます。
このような不安をとりのぞき、安心と笑顔を取りもどすのが私たちの役目だと考えています。
私は「薬を出して、おわり。」というのは治療ではないと考えています。
患者さんと「今日はいい天気ですね」「お子さんの運動会はどうでしたか?」などたわいもない会話をしながら、困っている症状をお聞きし、少しでも回復に近づけたいと日々考えながら診察をしています。
私たちは「クリニックで出会った方の一日がハッピーになるように」という思いを持ちながら、日々の業務に取り組んでいます。そのため、患者さんとの会話はとても大切だと考えています。なにげない会話は、それまで緊張していた患者さんの気持ちを軽やかにさせます。また、笑顔は気持ちをポジティブにさせるため、免疫力があがり病気も治りやすくなるからです。